金沢・清川町で庭園を眺めながら味わう極上かき氷。老舗の純氷、自家製無添加の氷蜜、料亭の離れという贅沢な空間が魅力の「つぼみ南」です。夏から秋のご褒美時間に訪れたい一軒です。
金沢市清川町に2026年6月にオープンした、かき氷専門店つぼみ南です。
柿木畠の人気甘味処「つぼみ」が手がける期間限定のお店で、場所は料亭「穂濤」の敷地内です。歴史ある庭園を眺めながら、ふわふわのかき氷をゆっくり楽しめる“大人の隠れ家”のような空間です。
ここで味わえるのは単なる「夏のかき氷」ではありません。美しい木造建築、窓いっぱいに広がる緑、静かな時間、そして素材にこだわった一杯まで含めて楽しみたいお店です。
まず知りたい「この店の推しポイント」
つぼみ南を訪れる前に知っておきたい魅力は、何といっても「かき氷・庭園・空間」の三拍子がそろっていることです。
使用する氷は、金沢の老舗「クラモト氷業」の純氷です。繊細に削られた氷は、口に入れるとふわっとほどけるような口どけです。さらに氷蜜は無添加の自家製で、旬の果物はおいしい時期を見極めて仕込まれています。
かき氷そのものへのこだわりはもちろんですが、「庭を眺めながらゆっくり食べる」という体験こそ、このお店をわざわざ訪れたくなる理由です。
外観

お店があるのは金沢市清川町です。
外から見ると、黒い瓦屋根と木塀に囲まれた落ち着いた和の佇まいで、一般的なカフェとは少し違った雰囲気です。
緑に囲まれた建物は街中にありながら静けさがあり、「本当にここにかき氷屋さんがあるのかな」と思うほど控えめです。
だからこそ、入口を見つけたときから少し特別な場所へ来たような感覚になります。
入口

木塀の間を進むと、庭の緑に包まれた玄関が現れます。
壁には「穂濤」の表札があり、その下には「つぼみ」の案内があります。
実はこちらの店舗は、ミシュラン2つ星を獲得した料亭「穂濤」の離れを利用したお店です。2017年に高山の家具職人集団「オークヴィレッジ」が手がけた木造建築で、建物そのものにも職人の美意識が感じられます。
華美な装飾ではなく、木や緑を生かした上品な入口が印象的です。
内観

店内へ入ると、まず目を奪われるのが大きな窓です。
窓の向こうには、まるで一枚の絵のような庭園が広がっています。
木をふんだんに使った内装と、すっきりと配置されたテーブルや椅子が庭の景色を引き立てています。
特に庭に面した席は格別です。
目の前いっぱいに緑が広がり、季節の植物や石、苔などを眺めながら甘味を楽しめます。
高級な料亭のようですが、実際にかき氷を目の前にすると、そのギャップもまた楽しいところです。
メニュー
つぼみ南は、かき氷を主役にした専門店です。
オープン時には、定番の「抹茶あずき」「黒蜜きなこ」に加え、「完熟いちご」「完熟メロン」など旬の果物を使った期間限定メニューが用意されました。季節限定商品は、その時期のおいしい素材に合わせて内容が変わります。
公式の「つぼみの氷」は税込1,000円で案内されており、加賀棒茶も付いています。季節や店舗によって提供内容が変わる可能性があるため、訪問前にInstagramで最新メニューを確認するのがおすすめです。
イチオシの商品1「完熟いちご」

今回の写真で特に目を引くのが、淡いピンク色に染まった「完熟いちご」のかき氷です。
運ばれてきた瞬間は、まずその高さに驚きます。
ふんわりと削られた氷が山のように盛られていて、見るからに軽やかな質感です。
そこへ赤いいちごの氷蜜を合わせていただきます。
オープン時の完熟いちごには栃木県産いちごが使用され、いちごそのものの甘みを生かした仕上がりとして紹介されています。
窓の向こうの鮮やかな緑と、淡いピンク色のかき氷とのコントラストも美しく、思わず写真を撮りたくなる一杯です。
イチオシの商品2「抹茶あずき」
和甘味好きなら候補に入れたいのが、定番の「抹茶あずき」です。
香りのよい抹茶氷蜜と小豆、白玉を組み合わせた一杯で、抹茶ならではのほろ苦さと甘さを楽しめます。
果物系のさっぱりしたかき氷とはまた違い、「つぼみらしい和の甘味」を味わいたい方におすすめです。
看板メニューと価格
最初の一皿はこれ
初めて訪れるなら、その時期にしか食べられない旬の果物を使ったかき氷がおすすめです。
完熟いちご、あんず、白桃、いちぢくなど、季節によってラインナップが移り変わるのも「つぼみ」の楽しみです。
一度訪れて終わりではなく、季節が変わるたびにまた行きたくなるお店です。
人気メニューまとめ
定番なら「特撰 抹茶小豆」と「黒みつきなこ」です。
季節ものでは完熟いちごのほか、白桃、いちぢく、あんずなどが登場します。
公式サイト掲載の「つぼみの氷」は税込1,000円です。
ドリンク・甘味
かき氷には加賀棒茶が添えられるメニューがあり、冷たい甘味を楽しんだあとに温かな棒茶で一息つけるのもうれしいポイントです。
ただかき氷を食べて帰るというより、最後までゆっくり過ごしたくなる組み合わせです。
席・雰囲気・サービス
座席構成と内装

店内は28席です。
木の温かみを生かしたテーブル席が並び、大きなガラス窓から庭を眺められる開放的な造りです。
写真を見ると席同士にもほどよくゆとりがあり、友人同士はもちろん、一人で静かに甘味を楽しむ時間にも似合います。
「かき氷屋さん」という言葉から想像するカジュアルな雰囲気とは違い、庭園と建築を含めて味わう上質な空間です。
混雑傾向と狙い時
本店は観光地に近く多くの来店客でにぎわうことから、つぼみ南は「地元の方にもゆっくり味わってもらいたい」という思いで誕生しました。
そのため、庭園を眺めながら落ち着いて過ごしたい方にもぴったりです。
とはいえ、暑い日や週末はかき氷需要が高まるため、比較的ゆっくり楽しみたい場合は開店直後など早めの時間を狙うのがおすすめです。
まとめ
「つぼみ南」は、暑い日にかき氷を食べるためだけに行くには、少しもったいない場所です。
木々に囲まれた入口をくぐり、美しい木造建築の中へ入り、大きな窓の向こうに広がる庭園を眺める時間があります。
そして目の前には、雪のようにふわふわに削られたかき氷があります。
旬の果物を使った自家製の氷蜜を少しずつ合わせながら食べていると、街中にいることを忘れてしまいそうです。
友人とのちょっと贅沢なお茶時間にも、大切な人との休日にも、一人で自分を労わりたい日にも似合います。
夏から秋にかけて金沢で「いつもとは少し違う甘味時間」を過ごしたいなら、ぜひ訪れてみたい一軒です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | つぼみ南 |
| 住所 | 石川県金沢市清川町3-8 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(最終受付16:30) |
| 定休日 | 水曜日・日曜日 |
| 電話 | 076-232-3388(つぼみ本店共通) |
| 予約 | – |
| 支払い | 現金 |
| 予算目安 | 1,000〜1,999円程度 |
| 席数 | 28席 |
| 子連れ | – |
| 禁煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 | あり |
| 営業期間 | 2026年6月8日〜秋頃までの期間限定予定 |
| @tsubomi.kanazawa |
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