
加賀で出会う極上の卵焼き体験。職人技の出汁巻き/地元食材×加賀野菜/木の温もり空間。
ランチ・テイクアウト・観光にもおすすめ。
まず知りたい「この店の推しポイント」
石川県加賀市の静かな通りに佇む卵焼き専門店「MAGONDO(まごんど)」。
ここは、卵というシンプルな素材に真摯に向き合い、
一枚一枚、職人の手で丁寧に焼き上げる“ふわとろ食感の芸術”を味わえる場所です。
黄金色の出汁巻き、旬の加賀野菜との共演、
そしてどこか懐かしい木の香りが漂う店内。
観光で訪れる人はもちろん、地元の人にとっても
“心をほどくひととき”を過ごせる特別な空間になっています。
外観
白壁と木格子が印象的な外観は、伝統とモダンが融合した佇まい。
まるで京都の町家のような上品さがありながら、
どこか田舎のぬくもりを感じる柔らかさが漂います。
通りを歩いていると、ふんわりと漂う出汁の香りに思わず足が止まる。
「焼きたて」の香ばしさが風にのり、
お腹だけでなく心まで満たしてくれるような感覚に包まれます。
入口
木製の引き戸を開けると、心地よい「いらっしゃいませ」の声。
入口には手書きの黒板メニューと、
コロンとした卵型のオブジェが置かれ、遊び心を感じます。
靴を脱いで入るタイプの小上がりスペースもあり、
小さな子ども連れでも安心。
まるで友人の家に招かれたような温かい雰囲気に、
初めて訪れた人でも緊張がほどけます。
内観
店内は木を基調とした落ち着いた空間。
カウンター席からは、職人が卵焼きを巻いている様子を間近で見ることができます。
トントンと菜箸が鳴り、ふわっと香る出汁の湯気。
目の前で仕上がっていく“生きた料理”の迫力に、誰もが見入ってしまうはず。
テーブル席は4組ほど、明るすぎない照明がやわらかく照らし、
時間がゆっくり流れるような感覚になります。
メニュー
メニューはシンプルながら、どれもこだわりの逸品。
-
出汁巻き玉子定食(小鉢・味噌汁・ご飯付き)
-
甘口厚焼き玉子
-
加賀野菜のふわ玉
-
季節限定:蟹入り出汁巻き、春野菜の香り焼き
地元・加賀の養鶏農家から仕入れる新鮮な卵を使用。
朝一番にとった昆布とかつおの合わせ出汁で、
旨味を最大限に引き出しています。
イチオシの商品①:黄金の出汁巻き玉子
MAGONDOといえば、やはりこれ。
看板メニュー「黄金の出汁巻き玉子」は、
幾重にも重なる層が美しく、まるで芸術作品のよう。
箸を入れると、じゅわっと出汁があふれ出し、
口の中に広がるのはやさしい甘みと深い旨味。
外はしっとり、中はふわとろ。
職人の手仕事が生み出す繊細な温度とタイミングの妙を感じられます。
イチオシの商品②:加賀野菜入りふわ玉
もう一つの人気メニューが「加賀野菜入りふわ玉」。
金時草や加賀れんこんなど、地元野菜を贅沢に使用。
季節ごとに内容が変わり、旬の香りをそのまま味わえる一品です。
野菜の甘みと卵のまろやかさが溶け合い、
食べ応えがありながらも軽やかな口当たり。
健康志向の女性客や観光客にも人気です。
看板メニューと価格
最初の一皿はこれ
初めて訪れるなら、まずは「出汁巻き玉子定食」がおすすめ。
焼き立ての卵焼きに、小鉢と味噌汁、ご飯がついた定食スタイル。
1,200円前後で、ボリュームも満点です。
人気メニューまとめ
・黄金の出汁巻き玉子(単品) ¥880
・加賀野菜入りふわ玉 ¥980
・季節限定:蟹出汁巻き ¥1,200
・ふわ玉サンド(テイクアウト) ¥600
ドリンク・甘味
加賀棒茶や自家製レモネードなど、
卵焼きに合う優しい味のドリンクが揃っています。
食後にはプリンやカステラなど、卵スイーツも人気。
席・雰囲気・サービス
座席構成と内装
カウンター5席・テーブル12席・小上がり4席。
カウンターでは職人の手元を眺めながら、
ライブキッチンの臨場感を楽しめます。
混雑傾向と狙い時
ランチタイム(11:30〜13:30)は混み合うので、
平日の14時以降が狙い目。
朝の焼きたてを狙うなら開店直後がベスト。
スタッフ
MAGONDOの魅力を語る上で欠かせないのが、
職人とスタッフの人柄。
穏やかな笑顔と丁寧な言葉遣いが印象的で、
一人で訪れても安心して過ごせます。
料理長は京都で修業を積んだ経験を持ち、
「卵焼きの奥深さを伝えたい」という想いから
地元・加賀でこの店をオープンしたそう。
まとめ
MAGONDOは、食べるだけでなく“体験する卵焼き屋”。
出汁の香り、焼き音、そして温かい人のぬくもり。
そのすべてが一つになり、訪れる人を優しく包み込みます。
金沢市から車で約1時間。
ドライブがてら立ち寄れば、きっと心までほぐれるはず。
ふわとろの卵焼きを頬張りながら、
「また来たい」と思わせてくれる場所です。
コメント